ルブロション
ここではウォッシュチーズのひとつ「ルブロション」について解説しています。
 ルブロション |
ルブロションは、フランス東部のサボワ地方原産の小型のウォッシュチーズ。アルプス山岳地帯の豊かな環境のもとに作られる「山のチーズ」です。 かつての地元の農家では農場主にミルクの量によって使用料を支払っていましたが、牧場主が乳量の検査に訪れた際、乳を全て搾らず検査が終わったあとにこっそり2度目のミルクを搾って自家用のチーズを作っていたそうです。その事から「再び搾る」という意味のフランス語「ルブロション」と名付けられました。 表皮は黄色で硬く、内部は水分が多めのしっとりとした質感。 風味は、ミルキーな穏やかさとほんのり木の実のような香ばしさが感じられます。軽くウォッシュするだけで熟成させるチーズのため、ウォッシュチーズ特有の刺激は控えめ。そのため、普通のハードチーズのような感覚で食べられるのでウォッシュチーズが苦手な人にもオススメです。 地元では、溶かしたルブロッションを茹でたジャガイモの上にかけて食べる冬の料理がポピュラーです。 【ルブロションの特徴】
・ミルキーな穏やかさと木の実のような香ばしさ。 |
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<ルブロションの美味しい食べ方> ・ワインのお供に。 |