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ゴーダチーズ

ここではセミハードチーズのひとつ「ゴーダチーズ」について解説しています。

 

 



 

 

ゴーダチーズ

ゴーダチーズ
ゴーダチーズ 基本情報
名称 Gouda Cheese
原料 牛乳
原産地

オランダ南ホラント州ゴーダ

形状 円盤状
タイプ セミハードチーズ
熟成 2ヶ月~1年

ゴーダチーズとは、「エダムチーズ」と並んでオランダを代表的するチーズで、オランダでは、チーズの国内生産量の約60%をこのゴーダチーズが占めています。チーズのタイプは「セミハードチーズ」

ロッテルダム近郊の町「ゴーダ」が発祥の地である事からこの名前が付けられました。ゴーダチーズの正確な起源は不明ですが、その歴史は大変古く12世紀頃にまでさかのぼるとされています。


熟成が進むほどチーズの組織が硬く引き締まっていくのが特徴で、チーズをカットすると、熟成する段階で発酵して出たガスにより出来た小さな穴「ガスホール」を切断面に確認する事ができます。

表面のつるつるとしたツヤは、熟成の段階で自然に出来ていくものですが、さらにそれを黄色いワックス(ろう)でコーティングしてあるものが良く知られており、これを「黄玉チーズ」と呼んでいます。また、ニンニクなどで香りをつけたものも商品化されています。


ゴーダチーズは熟成の進み具合により味がマイルドになっていき、熟成期間の長さによってそれぞれの風味が楽しめます。この熟成段階によって、ゴーダチーズは3種類に分類されています。


またゴーダチーズは、「チェダーチーズ」と並び「プロセスチーズ」の原料として用いられる事も多く日本でもなじみが深いチーズです。

【ゴーダチーズの特徴】

 

・外見は黄色がかった茶色、中身は白や黄色で、熟成と共に色が変化していく。完熟したものには表面が黒いものも。
・重量は300g~10kgまで様々。
・表面は黄色いワックス(ろう)でコーティングされている。
・加熱すると溶けやすくよくのびる。
・マイルドでチーズ独特のクセの少ない風味。作りたてはクリーミィーでさっぱり、熟成が進むと芳醇な香りとコクがでる。


 

<ゴーダチーズの美味しい食べ方>


・表面のワックス材を取り除いて切り、そのまま食べる。
・スライスしてパンと一緒に。
・ビザのトッピングやオムレツ、チーズフォンデュ、ケーキ作りなど料理の材料に。