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チーズとは(チーズの定義)

世界中で親しまれている食べ物「チーズ」。普段なにげなく口にしているこのチーズですが、
あらためてチーズの事を考える機会は意外に少ないかもしれません。
チーズにもちゃんとした条件や定義が存在します。
ではチーズとは一体どんな食べ物なのでしょうか?ここではチーズの定義について解説しています。チーズについての正しい知識を知っておきましょう。



 

●チーズとは・・・

チーズとは牛や羊、山羊などの家畜の生乳に、乳酸菌や「レンネット」と呼ばれる酵素を加え発酵させた乳製品のこと。
チーズには、たんぱく質、脂肪、カルシウム、ビタミンなどの栄養素が豊富に含まれており、とても栄養価の高い食品と言えるでしょう。

一般的な発酵期間は数週間から2年以上ですが、種類によっては全く発酵させないものもあります。

チーズは「ナチュラルチーズ」と「プロセスチーズ」の2つに大きく分類する事ができます。
さらに「ナチュラルチーズは」7つに分けられます。
英語表記では"Cheese"。
意外に知られていませんが漢字表記は 「乾酪」と書きます。

 

●チーズの定義

 

チーズは、国連機関である「FAO(食糧農業機関)」と「WHO(世界保健機関)」により定義づけが下記の通りなされています。

 

1

乳、クリーム、バターミルク、脱脂乳あるいは部分脱脂乳、このいくつかあるいはすべてを混合凝固させた後、この凝固物より分離する「乳清(ホエー)」を除去して得られた、フレッシュまたは熟成させたもの。

2 乳または乳から得られる原料を使用し、凝固を含む加工技術により、(1)の製品の化学的、物理的、甘美性と同一の製品にしたもの。