TPPでチーズは安くなる?
TPP(環太平洋パートナーシップ協定)は無事に発効しました。この中で食品の関税が撤廃されます。このサイトで取り上げている「チーズ」には結構な関税がかかっています。関税が撤廃されればチーズも安くなるのですが、どうでしょうか?
チーズに対する関税
まず、TPPは2018年12月30日にTPP11協定が発効しています。
協定を結んだ国同士の農作物や工業製品の関税を撤廃、削減することで一つの大きな経済圏を作るというのが趣旨です。
さて、そんな中でチーズの関税はどうなるのでしょうか?
「チーズ」については、モッツアレラ・カマンベールなどのナチュラルチーズやプロセスチーズなどの加工チーズは現行関税(29.8%から40%)が維持されます。
一方、チェダー・ゴーダなどの熟成チーズやクリームチーズは16年かけて関税が撤廃されます。
一般的なチーズはやはり国内産業保護もあって、関税が維持される模様です。
TPPが発効したからといって、スーパーなどでチーズが安くなるという事はなさそうですね。
クリームチーズが安くなるというのは朗報ですかね。
どうやら「チーズティー」なども流行っているようですし。