チーズの種類
チーズは、その製造方法により「ナチュラルチーズ」と「プロセスチーズ」の2つに大きく分類されている事は、「チーズが出来るまで」の項目でお話しました。
さらにナチュラルチーズは、「乳種」「製造法」「熟成期間」「外観」などにより7種類に分類されます。
ここでは「ナチュラルチーズ」を中心にチーズの種類について解説しています。
●ナチュラルチーズの種類
【フレッシュチーズ】
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フレッシュチーズとは、生乳に乳酸菌や「レンネット(酵素)」を加えて固めて脱水したナチュラルチーズの1つです。
全く熟成させないか軽く熟成させたもの、つまりチーズを作る工程の初期段階で出来たものがこのフレッシュチーズです。
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【白カビチーズ】
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白カビチーズとは、 表面に植え付けた白カビが内側に向かって熟成したナチュラルチーズの1つ。別名「ホワイトチーズ」とも呼ばれています。熟成するタイプなので、刻々と変わる風味が楽しめます。
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【青カビチーズ】
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青カビチーズとは、牛乳や羊乳を原料にして作ったチーズに青カビを繁殖させるナチュラルチーズの1つ。別名「ブルーチーズとも呼びます。
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【ウォッシュチーズ】
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ウォッシュチーズとは、「リネンス菌」と呼ばれる特殊な細菌を、チーズの外側に植えつけて内側に向かって熟成させていくチーズ。
熟成の過程で、塩水やその土地のワイン/ブランデーを定期的に吹き付けて洗う事から「ウォッシュ」チーズと呼ばれるようになりました。
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【シェーブルチーズ】
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シェーブルチーズとは、「山羊(フランス語でシェーブル)」の生乳で作られるナチュラルチーズの1つです。
牛の生乳で作るチーズよりその歴史は古く、元祖ともいえるチーズです。
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【ハードチーズ】
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ハードチーズとは、「カード(凝乳)」をセミハードチーズよりもさらに強くプレスして作るナチュラルチーズの1つ。
そのため含まれる水分量がセミハードチーズよりさらに少ない(約38%以下)ため非常に硬めなのが特徴。
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【セミハードチーズ】
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セミハードチーズとは、「カード(凝乳)」をプレスしての水分の量を減らしたり除去したりして作るナチュラルチーズの1つ。強めに圧力をかけるため、比較的硬めのチーズです。
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●プロセスチーズ
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プロセスチーズとは、ナチュラルチーズを1種類または数種類混ぜて加熱し加工したチーズのこと。
ナチュラルチーズに含まれている乳酸菌やカビの発酵を止めてしまいますので、チーズ特有の熟成というものがなく、味が一定で保存性に優れています。
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