クロタン
ここではシェーブルチーズの種類のひとつ「クロタン」について解説しています。
クロタン
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クロタンとは、山羊乳から作られるシェーブルチーズのひとつ。 フランス・ロワール地方で生産され、中でもシャヴィニョール産が良く知られるところ。 クロタンの名前の由来は、その大きさと形が馬や羊の糞に似ていることから、それを意味するフランス語「クロタン」と呼ばれるようになったと言われています。また、クロタンの伝統的な製法で、チーズの脱水状態に合わせて徐々に小さな型に移し替える方法がありますが、そのチーズ型が「素焼きランプ」を連想させることからそれを意味する言葉「クロット」が変化し「クロタン」になったなど、その由来には諸説あります。 だいたい2週間以内の熟成で食べられる新鮮なクロタンは、純白でソフトな質感にシェーブルチーズ独特の酸味があります。4ヶ月ほど熟成させることもでき、その頃になると独特の香りを放ち始めカビがつきます。また、シェーブルチーズと思えないほど質感はかなり硬めに変化します。加熱すると特有の香りが弱まるので食べやすくなります。 【クロタンの特徴】
・(熟成が浅いもの) 純白でソフトな質感、酸味が感じられる風味。 ・(熟成が長いもの) 独特の香りとカビが見られる。質感はかなり硬め。 ・加熱すると強い香りが弱まる。 |
<クロタンの美味しい食べ方> ・サラダの具材として。 ・トーストに乗せて。 ・白ワインのお供に。 ・料理の材料として。 |