カマンベール
ここでは「白カビチーズ」の種類のひとつ「カマンベール」について解説しています。
カマンベール |
カマンベールチーズは、フランス北部ノルマンディ地方のカマンベール村が原産地。1791年頃にマリー・アレルによって考案されました。 白カビチーズの代表的なチーズで、しばし「チーズの女王」とも称されます。 カマンベールチーズは、軟質チーズの表面に白カビをうえつけて熟成されます。もともとはブリーチーズを元にカマンベール村で製造されたものが、現在のカマンベールチーズとなったとされます。 殺菌していないタイプのカマンベールチーズは、ほどよい食べ頃と言われるのは大体製造後3~4週間頃。製造直後は硬めですが、熟成が進むにつれて中心までやわらかくなってきます。 殺菌されロングライフタイプのものは、熟成の進行具合にかかわらずいつでもすぐに食べられます。 カマンベールは1983年「A.O.C(・・・伝統的製法を保護しその品質を保証する制度)」に選定されました。そのため正式名称「カマンベール・ド・ノルマンディ」を名乗るためには、伝統的な製法を忠実に守って製造しなければなりません。 【カマンベールの特徴】
・脂肪分が45~50%で、深く濃厚なコクと旨みがある。 |
<カマンベールの美味しい食べ方> ・フルボディの赤ワインなどと一緒にそのまま。 ・料理の材料として。 |