ゴルゴンゾーラ
ここでは青カビチーズの種類のひとつ「ゴルゴンゾーラ」について解説しています。
  
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 ゴルゴンゾーラ 
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              | ゴルゴンゾーラ 基本情報 |  
              | 名称 | Gorgonzola |  
              | 原料 | 牛乳/山羊乳 |  
              | 原産地 | イタリア・ロンバルディア州ゴルゴンゾーラ村 |  
              | タイプ | 青カビチーズ |  
              | 熟成 | 2~4ヶ月 |  
 ゴルゴンゾーラは、イタリアを代表する青カビチーズで、フランスの「ロックフォール」、イギリスの「スティルトン」と並んで「世界三大ブルーチーズ」のひとつとして知られています。
 発祥の地とされるミラノ近郊の村「ゴルゴンゾーラ」が名前の由来ですが現在は製造されておらず、ロンバルディア州やピエモンテ州周辺の地域が主なゴルゴンゾーラの生産地となっています。
 
 ゴルゴンゾーラの歴史は古く、9世紀頃まで遡ります。当時、夏の間アルプスの山々で過ごした牛を秋に平野へ下ろす際、その中間地点であったこのゴルゴンゾーラ村が牛の休憩所となっていました。そこで搾られた牛乳から作ったチーズがゴルゴンゾーラの発祥とされています。
 ゴルゴンゾーラは、「辛い」という意味の、青カビが多く辛味の強い「ゴルゴンゾーラ・ピッカンテ」と、「甘い」という意味のクリーミーでほんのりとミルクの甘味の残っている「ゴルゴンゾーラ・ドルチェ」の2種類に分けられますが、通常「ゴルゴンゾーラ」と呼ばれるもののほとんどが「ゴルゴンゾーラ・ドルチェ」を指している事が多いようです。
 ゴルゴンゾーラは、牛乳のカードと青カビを交互に重ねて熟成されて出来るため独特の刺激臭があり、その断面には、内側から外側に向かって伸びた青カビで出来る美しい大理石模様が確認できます。
 
 
 
 【ゴルゴンゾーラの特徴】 (ゴルゴンゾーラ・ドルチェ)
 ・青カビの量が少ないため塩分が控えめ。
 ・ほのかな甘みがある。
 ・クリーミーなやさしい食感と風味。
 (ゴルゴンゾーラ・ピカンテ)
 ・青カビの量が多いため独特の辛味がより強い。
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          | <ゴルゴンゾーラの美味しい食べ方> ・ハチミツなどをかけてそのまま。
 ・洋ナシなどのフルーツにのせて。
 ・サラダのドレッシングに混ぜて。
 ・パスタやピザ、リゾットなどの料理の材料に。
 ・ケーキなどお菓子作りの材料に(ゴルゴンゾーラ・ドルチェ)。
 ・赤ワイン(特にイタリア産)のお供に。
 
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