パニールとは、温めた牛乳にレモン汁や酢などを加えて作ったカッテージチーズ「チェーナー (Chhena)」を固めて作ったフレッシュチーズのこと。一見するとお豆腐によく似ています。

主にインド、パキスタン、アフガニスタン、イランなどのアジア諸国地域で食べられており、パニールチーズを材料に作られた料理の事もパニールと呼ばれています。

インドでは、一口大に切ったパニールを油で揚げて料理に加えるのが一般的。特に、青菜の煮込み「サーグ」にパニールを加えた「サーグ・パニール」、グリーンピースにパニールを加えた「マタル・パニール」、ヨーグルトやスパイスなどでマリネし、串に刺してタンドールなどで炙った「パニールティッカ」などがパニールを使った有名な料理として挙げられます。

<パニールの美味しい食べ方>

・揚げたりマリネにして炙るなどの様々なインド料理の材料として。
「パニールティッカ」「サーグ・パニール」「マタル・パニール」など。