グリュイエールチーズ（またはグリエールチーズ）は、スイス西部にあるフリブール州グリュイエール村を原産地として、12世紀頃から作られているチーズ。
スイスでは「エメンタールチーズ」に次ぐ国内生産量を誇る、スイスを代表するハードチーズです。

エメンタールチーズよりやや小振りで、直径約60cm/重さ約40kgの大型円盤状をしており、1つのグリュイエールチーズを作るために500リットルの牛乳が使用され、塩水で拭きながら熟成させます。

チーズ内部は組織がしっかりと引き締まっており、エメンタールチーズのような穴「チーズアイ」はありません。

グリュイエールチーズは、代表的なスイス料理「チーズフォンデュ」に使われるチーズとして有名で、エメンタールチーズとブレンドして使われることも多くあります。その他にもラクレットやグラタン、キッシュ、クロックムッシュ、オニオングラタンスープなどの料理にもよく用いられます。

【グリュイエールチーズの特徴】

・外皮は黄褐色硬い。
・内部は引き締まっており、熟成が進むと黄色が濃くなる。
・クリーミーでコクがあり、やや酸味があるナッツのような風味。

<グリュイエールチーズの美味しい食べ方>

・そのままおやつやおつまみとして。
・チーズフォンデュやラクレット、グラタン、キッシュ、クロックムッシュ、オニオングラタンスープなどの料理に。