ロックフォール
ここでは青カビチーズの種類のひとつ「ロックフォール」について解説しています。
ロックフォール
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ロックフォールは、代表的な青カビチーズのひとつでフランス最古のチーズとしても知られています。 イタリアの「ゴルゴンゾーラ」、イギリスの「スティルトン」と並んで「世界三大ブルーチーズ」のひとつに挙げられていますが、その中でも「青カビチーズの王様」とたたえられています。また、この三大ブルーチーズの中で唯一、羊乳が原料に使われているのも特徴のひとつです。 フランス南部アヴェロン県の小さな村「ロックフォール村」がロックフォールの原産地。古くからこの村にある洞窟の中で熟成が行われてきました。羊飼いがその洞窟にたまたまチーズを置き忘れたところ、青カビが生えてこのロックフォールが出来たと伝えられています。 現在でも伝統の製法が受け継がれており、その洞窟で熟成されたものでないと、ロックフォールとして販売する事ができないようになっています。 【ロックフォールの特徴】
・白地に青緑色のマーブル模様。 ・青カビのピリッとした強い刺激。 ・羊乳特有のなめらかでクリーミーなコクがある。 ・塩分の量が多いため、塩味はかなり強い。 |
<ロックフォールの美味しい食べ方> ・青カビチーズ上級者はそのまま。 ・ハチミツをかけて。 ・生クリームと混ぜ合わせて野菜スティックのディップに。 ・フルボディの赤ワインや甘口ワインのお供に。 ・溶かして料理のソースやドレッシングとして。 |